天敵御曹司と今日から子作りはじめます~愛され妊活婚~
「はははっ。小暮さん強いよね。うちのチームの最強戦士ですらやられちゃうんだもん」
「ちょっと、最強戦士ってなによ。もっとかわいいニックネームにして」
抗議したものの、私には最強戦士が似合っているかもなんて自虐的になる。
小暮さんにあこがれの眼差しを送れど食いつく女子社員なんてほかにいないからだ。
「うーん。考えとく」
仁美はおかしそうに口元を緩める。
「外暑かった?」
七月半ばともなると連日のように三十五度を超え、体力の消耗が激しい。
「うん、ちょっと歩くだけで汗だく。ここは天国だね。小暮さんがいなければ」
クーラーの恩恵にあずかりながら、ゆるくパーマがかかった胸のあたりまである髪をひとつにまとめてクリップで留めた。
「お、戦闘態勢」
「ムキムキの戦士みたいだからよして」
でも、仕事も日々闘いか。
「ちょっと、最強戦士ってなによ。もっとかわいいニックネームにして」
抗議したものの、私には最強戦士が似合っているかもなんて自虐的になる。
小暮さんにあこがれの眼差しを送れど食いつく女子社員なんてほかにいないからだ。
「うーん。考えとく」
仁美はおかしそうに口元を緩める。
「外暑かった?」
七月半ばともなると連日のように三十五度を超え、体力の消耗が激しい。
「うん、ちょっと歩くだけで汗だく。ここは天国だね。小暮さんがいなければ」
クーラーの恩恵にあずかりながら、ゆるくパーマがかかった胸のあたりまである髪をひとつにまとめてクリップで留めた。
「お、戦闘態勢」
「ムキムキの戦士みたいだからよして」
でも、仕事も日々闘いか。