今日も君に恋焦がれる
「おはようございます」



会社に着くと一気にドキドキが増し、すれ違う人に挨拶していかないとソワソワがおさまらないほど。


葵くんいますように!と葵くんの部署を覗いてみる。



「…いた。葵くんだ…」



あれ?やっぱり葵くん帰ってなかったんだ…?昨日と同じシャツにネクタイ。だけど、髪の乱れは全くない?…どこに泊まったの?


わたしはドキドキした胸を落ち着かせながら葵くんに近寄る。



「葵くん、おはよ」



すると、葵くんはハッと一瞬驚いた表情を見せた。
< 165 / 314 >

この作品をシェア

pagetop