今日も君に恋焦がれる
そんなことを思いながら柑橘系のジュースを選んだ。


普段だったら絶対選ばない種類だ。


酸っぱいものは苦手なはずなのに、今日は無性に飲みたい。



「七瀬先輩、そういうの飲んでましたっけ?」



と葵くんの鋭い質問が聞こえたけど、わたしは待てずにその場で一口飲む。


そして一言、飲んでたよ?と平気で嘘をつくつもりだった。


だけど、先に吐き気が襲ってきて…。



「うっ…ごめんっ…」



2人を置いてその場を離れた。


そのままトイレに駆け込む。


うぅ…つらい…。


便器に頭を半分突っ込んだ状態でそんなことを思う。
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