今日も君に恋焦がれる
「行くなよ、」



腕を引っ張られ柳田の隣に倒れる形に。



「ちょっと柳田?寝ぼけてんの?」



目は合ってるけど…なんだろう?この感じ…??


ボーっと柳田を見つめていると、そのままキスされた。


と気づくまでになぜか時間がかかった。


思いっきり胸を押すと勢い余ってベッドから転げ落ちた柳田。



「いって〜っ…」



と下から聞こえてきたけど、その時のわたしはキスされたことがショックでならなかった。


だって柳田は同期仲間で、それ以上でも以下でもない存在なわけで、キスをする存在なんてあり得ないから。
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