無気力な幼馴染みの甘い溺愛が止まらない!
先輩達がそんなことを呟いていたけど、ペアになれたことの嬉しさに浸っていた私には聞こえなかった。
「全員決まったみたいだし、もう解散しよう」
聖君と私がペアを組むことが決まると、他のペアはすんなり決まった。
だから、聖君の言葉で解散することに。
「聖君!」
戻っていこうとする聖君を引き止めた。
引き止めておいて、そんな話かと思われるかもしれないけど、ちゃんとこれだけは伝えておきたい。
「あの、ペアよろしくね」
幸ちゃん達の言う通りなら、特別競技は聖君が私をお姫様抱っこすることになる。
重いだろうから、申し訳ないなぁ……
「あぁ、こちらこそよろしく。由妃」