《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
でも私は寂しかった。



せっかく妻になれたのに、卒業したらデートしようとか言ったのに、



全然実行出来ていない。



それどころか、みんなに隠れて付き合っていた時よりも、



一輝と二人でいることが少なくなった。



結婚式も曖昧になっていた。



一輝はとにかく忙しくて、土日も家にいない事が多くなった。



新婚生活ってこんなに寂しいものなの?



私は広いベットで一人で寝るのが寂しくて、



夕顔のベットに潜り混んで、夕顔を抱き締めて眠った。



その日一輝が帰って来たのが分からなかった。



一輝は折角眠った私を起こさないように、気づかってくれたのに、



私は一輝に冷たくされたと思ってたんだよね。



夫婦になれたのに、こんなにも簡単に気持ちが擦れ違うなんて思ってもみなかったよ。



一輝抱き締めてよ。



寂しくて今日も眠れない。




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