《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!
私はまだ子供なのかな?



お腹に赤ちゃんがいるのに。



食欲もなくて3キロも痩せてしまった。



今日は土曜日一輝はテニス部の顧問で部活に行った。


私は体がだるくて朝から気分がすぐれない。



でも夕顔が公園に行きたがるので出掛けた。



マンションを出る時勇人さんと会った。



『華ちゃんどうかした?顔色悪いよ。沢田はいないの?』



「一輝は学校へ行ったよ。私なら大丈夫。ちょっと食欲がないだけだから。」



私はこれ以上勇人さんに心配かけたくなくて、



夕顔を連れて公園へ向かった。



夕顔がはしゃぐ姿を見ながら、私はベンチに座る。


今までなかったツワリが始まったのかな?


何も食べていないのに気持ち悪かった。


こんなんじゃ、赤ちゃんが育たないよ。


こんなお母さんじゃ駄目だよ。


自分ばかりを責めていた。


「ママお腹痛いの?おうち帰ろう。」



夕顔の心配する顔を見たら泣けて来た。



「ごめんね。夕顔こんな泣き虫ママ失格だね。」


「ママ失格じゃないよ。ママパパいなくて寂しいね。」


そう私だけが寂しいんじゃなかった。





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