《続編》バツ1子持ち、それでも大好きだよ先生!

マンションでかくれんぼ?

一輝が、『二人でこそこそ何話しているの。』



「それはひみつです 。」



夕顔がすまして言った。



『華ひみつって何? 』



ひみつなんて何もないよ。


夕顔は何を言っているんだろう?



私が夕顔に聞くと、「だってカオリンがこの上のマンションで、パパに見つからないように、


かくれんぼするからね。って言ったの。」




母さん夕顔におかしな事言わないでよ。



「夕顔うまくかくれたよ。パパに全然見つからなかったもん。」



多分母は夕顔がパパと離れる事が辛くならないように、


かくれんぼなんて言ったんだろう。



なんか最近母に助けられている。



『華もしかしてこのマンションにいたの?』



「そうだよ。このマンションの丁度上の階。」



『それにしては一度も会わなかったね。』



「だって見つからないようにしてたからね。」



そう一輝に会わないように必死にしてた。



だってその時は一輝に会うのが怖かったからね。







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