ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
 こうして、コースト温泉の新しい目玉として『エリナの温泉プリン』が加わることになった。瓶には子猫のマークを入れることが決定して、どうやらコースト領でも子猫のエリナは有名人になりそうである。

 その夜、コースト家の美味しいディナーをみんなで楽しく食べ、食後にも楽しいおしゃべりをした。すっかりエリナに懐いたララベルは、耳をぴこぴこさせながらエリナの隣に座って甘えている。

「あのね、エリナお姉ちゃま……お願いがあるの」

「なあに、ララベルちゃん?」

「お、お姉ちゃまと一緒に寝たいの。……ダメ?」

 熊耳をつけた幼女に上目遣いにおねだりをされて、エリナは(うにゃあん、なんて可愛い子熊ちゃん! もう、好き!)と身悶えた。

「……まあ。ララベルったら、エリナさんのことが大好きなのね」

「そうなの。お母さま、お願いなの」

 ララベルが母親の美しい白虎夫人にねだると、彼女はルディに視線を向けた。

「俺はかまいませんよ。フェンリルの尻尾は子どもふたりをくるんでも余裕があるほどふわふわですから」

「カルディフェ……ルディさま、恐れ入ります」

 エリナと寝るということは、すなわち第一王子のフェンリルと一緒に寝ることにもなるので、虎夫人は恐縮した。

「よかったね、ララベルちゃん」

「はい、お姉ちゃま」

 

 
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