ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜3
「口で説明するのは難しいんだよね。完成したら見てもらうからさ、ついでにこう、ハンドルをぐるぐる回してひき肉を作るところもやってもらいたいな。楽しみに待ってて」

 ミメットは、ちゃっかりとお祭り当日の労力確保にかかった。

「なんの技術もいらないよ、あり余る力でひたすらハンドルを回してくれさえすればいいんだからさ、ぜひぜひお願いするよ。回し疲れたら、できたソーセージを茹でて挟んで売ってくれてもいいし。もちろん、出来たての美味しいホットドッグは食べ放題さ。悪い話じゃないだろう? 非番だったら来てよ」

 ミメットはその手腕で、調理係と売り子まで確保しようとしていた。

「ホットドッグが食べ放題だなんて悪いどころかすごーく魅力的な話だけど……え? なにそのぐるぐる仕事は?」

 よくわからなくなって、マイクはミメットに向かってくーん、と鳴いた。

 ハンドルをぐるぐる回すとなぜかソーセージができる、という新しい要素も加わり、隊員たちの頭は完全に混乱した。もはや脳内に映像も浮かばない。
 しかし「天才料理人のエリナが考えたものなのだから、きっとちゃんとひき肉ができる道具なんだろうな」と無理矢理納得することにした。
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