シンママ穂乃香の悩める再婚(26歳のwedding続編)

同級生

そう思いながら篤志を送り出した。
しかしあのラインは・・・

夜中気にしないと思っていても
中々眠れない。
眠らないと志穂の為に良くない!
そう思い直して又眠りに挑戦
益々目は覚める!

篤志の彼女?
いや友達いや多分女の子

.。oO「フフッ可愛いな」
篤志はそう言っていた、男に言う
文面じゃないよ・・・ね

志穂が一歳になったら
一緒に住もうって言ってたし
志穂にベッタリだし大丈夫
アレは求婚じゃ無いし
タダのルームシェア
いやいや彼女は穂乃香だと言って
くれたし・・
でも⤵志穂は篤志の子じゃない

・・・それは事実
気が変わった?とか・・
若い男だし、有りうる。


だいたい私の何処がすきな訳?

篤志と御付き合いする人が
現れても、フウ まあ仕方ないか‼

ゴロンゴロンしながら考える・・

覚悟だけはしとくか‼

篤志の言うクリスマス商戦が
始まった。
昼休み来てたラインも無くなり
季節は12月に入った。

篤志も追い込みに入ったんだろう
音沙汰もなくなった。
胸を打つ不安は消えなかった。


会えないなら会えないで自然と
落ち着いてくる。
振られるのならそれでいい
篤志には感謝こそすれ
恨むなんてお門違い。

私と篤志はまだ何にも無い。
恋人と呼べる事は何も無い
篤志に彼女が出来ても、それは
それで仕方がない。

友達よりも濃い関係‼
強いて言えば家族
そう考えると寂しくなる。
篤志は前に姉と言っていたけど
好きって一回言ってくれたけど
それは何ヶ月も前・・・

しかも愛してるとは言わなかった
今度私から言ってみる?



愛してるって言って欲しい。

いやいやいや、繁忙期を隠れ蓑に
一緒に住もうと言った事さえ
なあなあにする気かも知れない。
会えなくなるってそう言う
事・・・でしょ。?


「穂乃香元気?
陽仁と離婚したってぇー(笑)」

それは高校大学と一緒過ごした
親友唯華からの電話だった。

「久しぶり、誰から聞いたの?茉菜?」

「陽仁‼
茉菜にはもう何年も会ってないよ。

茉菜元気?
それに陽仁彼再婚したらしい
じゃない今、最悪らしいよ。」


「あー自業自得
陽仁も最低よ志穂産む時、
今嫁さんと浮気してたんだから」

穂乃香も長年の親友だからか
気も緩み愚痴ってしまう。

「ウワ~超最低」


「でしょ━━
有り得ん話しだよw」

「彼昔から女遊び
激しかったし、穂乃香も
なんであんなんと付き合ってるか
皆不思議だって言ってたし」


「え?ああまあね・・・でもそんな
激しい浮気なんて知らなかったぁー
早く教えてよw
今更だけどー」

「ヒェ?知らんかったの?」

「薄々は感じてたよ!
私も馬鹿じゃないからね!!

ハッキリは言って来なかった
けど、匂わせはあったかな(笑)」

「私言ったよ
穂乃香は気にしてないって
言ったじゃんか‼」


「う、うん、あれは
あんなレベルで遊んでるって知らな
かったし黒歴史
なんか何年もいたから
慣れちゃってたし・・
またか みたいな(笑)」


「離婚は正解
だからアイツが調子こいて
遊ぶんだよ!
あんたみたいな一途な真面目ちゃん
説得するのは難しいモンネ‼」


「・・・返す言葉もありません!」

「あ、そうそう
私結婚するんだ
その報告♥︎∗︎*゚」


「え、ついに?そっかオメデト
やったじゃん。」


「ヤットコサだよ
だってカレシ
中々自分が✖1って気にしてサ
プロポーズしてくんなくて
じゃあ別れるって言ったら
慌てて、用意していた指輪
出して来たのヨ ʬʬʬウケル」

「お相手は?
15歳年上の✖1なんだけど(笑)
なんか、守ってやりたい
タイプなのよ」


「へ?そんな頼りないの
大丈夫?」

「アンタが言うな!!
確かに仕事バリバリだけどー
生活がね━━━不規則で心配
まあイケメンとは程遠いけど
暖かい人だよ。」


「そうか
お祝いしなくちゃね!」

「ヤッタ━━━━」

「飲みに行く?
遅くならないなら
伯母さんに頼んで見るから
連絡するね!」

そう言って穂乃香はさっそく
伯母に連絡してみた。
断られたら有料の託児所に
予約を入れよう
親友の花の門出だし

仲良しの美結や夏紀にも
連絡した。
茉菜は勇人の実家で御祝い事が
あるとかで欠席


伯母は一つ返事で引き受けて
くれて志穂の事は一安心
ホッと胸を撫で下ろす。

美結は大人しくてでも真は
強く嫌なことはヤンワリと
断るタイプ

淑やかで優しくて

穂乃香も美結といたら
落ち着いてくる

の反面夏紀と唯華は
思った事をズバズバ
歯向かう奴がいたらトコトン
追い込みにかかる

なんか四人はアンバランスで
なのにバランスが取れていた。

楽しかったなぁー


篤志の事でクヨクヨしていた
から唯華と夏紀と美結の顔を
見れば元気出るかも‼


ルンルンルン
久しぶりに鼻歌迄飛び出した。

12月、ドレスコード必須の
高級ホテルでフレンチ
ホテルの前に着くと圧倒的なホテル
の作り高級な玄関の自動ドアが
サ━━━━━━ッと開く

穂乃香は白いえりのフレアが
ヒラヒラするブラウスと
茶系のタイトスカート
首にはキラキラ、一張羅の小さな
ダイヤモンド💎のネックレス
耳には真珠のイヤリングを
着け、久しぶりにピンクのヒール
を履きモコモコのコートを着ていた。

広いキラキラしたエレベーターに
乗って上昇⤴︎

久しぶりの高級ホテルに
┣¨‡┣¨‡していた。
前はよく祖父母、伯父夫婦、両親と
食事に来た、そんな懐かしさを
覚えながら久しぶりに会う
友人にも心踊っていた。


エレベーターが止まると
ガラス張りの外から見える
レストラン

ピアノのBGMが流れ
ゆったりとした気持ちになる。

すぐ支配人が飛んできて
挨拶をされるが恐縮してしまう。
ここは今も伯父の行きつけで良く
外国のお友達を呼んでは
食事しているらしい。

実は友人の結婚式の話を
した所、
伯母が席を押さえてくれた
伯父の奢りで

「楽しんで来なさい!」
と言われた。
穂乃香達は居酒屋で一杯と思って
いたが伯父の気持ちを有難く
受け取った。

穂乃香が案内された席は
街が一望出来る特等席だった。

穂乃香が座っていると聞きなれた
声がした。


「ウワア幾多さんステキ♪」

「ああ、ミナミが頑張って
くれたからお礼
誕生日だろ!
よくぞ部長を説き伏せてくれた
ありがとう。」

「はい、部長の事なら
任せてください!
絶対の信用ありますから」

「しかし他の皆遅くないか?」
篤志は腕時計を気にする。



こうなった訳はあれは11月の
終わり.。oO()

「部長、お願いします。
ジュエリーは少し値が張っても
ブランドを入れましょう。」


「気持ちは分かるが値段を
はね上げても買い手がつくか
分からないぞ!
何人お客様が付くかわからん
危ないカケだ‼」

「宣伝効果は上がってます
まだ出てもいないのに
常磐綾がCMガールってだけで
街では噂で持ち切りです。」

「うう・・・んンー
何処からもれたのか?」

『俺が友達使って流した!
(๑ ิټ ิ)ヘヘッと篤志はニンマリ
今大人気の女優に目をつけたのは
やはり良かった。』

「部長、女の子は
ブランド品に敏感ですよ。
安っぽい物よりやはり
高級感があった方が
女の子は喜びますよ
クリスマスは特別ですし、
常磐綾の、彼氏に ”お願い”って
擦り寄るシーンはグッと来ます
デモテープ見ました
すごく良かったです
もう常磐綾のプロモは皆知ってる
話ですし
イケルとおもいます。」
とミナミが後押ししてくれた。
若い彼女の声に上も耳を傾けた。



「ホント皆おせーな!」

「あ、ライ○」

「どしたミナミ?」

「皆、用事があって帰る
そうです、来れないって!」

(.。oOコレは計画的、皆に協力を
お願いして欠席して貰った。)
ミナミは残念そうにうなだれた
フリ。

「まあ、ガッカリするな皆家庭持ち
だし、仕方ないよ。」
そうミナミを慰めていると

˗ˏˋ パッˎˊ˗

店内が暗くなってハピバスデーの
音楽が流れる。

穂乃香はこの隙に振り返り
男性の顔を確認する。

彼女の前に花火を刺した
ケーキ҉*🎂/*҉が回って来てパアアッと
嬉しそうな彼の顔と
彼女の顔が花火の灯りで
良く見えた。

ヤッパ幾多篤志、彼だった。
2人で?なんで?

ケーキの火を彼女が吹き消すと
パッ
店内は又明るくなった。

「おまたせ、お待たせ‼」
ライトが付くのを待っていたのか
唯華と美結と夏紀が連れ立って
やって来た‼

「いやぁ暗くなったから
何事かと思ったよ
彼女の誕生日か、成程
お店もやるね!!
彼氏くん頑張ったんじゃん。」


彼女の前のケーキを見ると
「ミナミ23歳おめでとう」
とチョコペンで書いてあった。

白いクリームがモコッモコッとして
可愛らしい兎が乗っていた。


「彼女はピー〇ーラビットが好き
なのか・・・」
美結がボソッと呟いたピーター
ラビッ〇の顔がドーン。

穂乃香は何故か苦笑い。

穂乃香は唯華のお祝いに身を
入れて、前の2人の会話は気にしない
様にしていたが糸電話見たく
聞こえて来る。

席を代わりたい気持ちで一杯に
なる。

「幾多さん彼女がいるって
佳奈から聞きました。
しかも坂口係長の元奥さん?
ってホントですか?」


「ブッ(;: ⊙ 3⊙;)・;゙.:’;、
陽仁先輩が喋ったの!」
篤志はミナミの突拍子も無い
質問に噎せてしまう。


;'.゙;`;:゙ブッ ゲホゴホ穂乃香も
便乗する様に噎せる!

”「どーしたの穂乃香大丈夫?」
「水、水、水飲みな」
唯華が立ち上がり背中をトントン
ゴクッ

ゴクッ

「ああε-(;ーωーA フゥ…落ち着いた
大丈夫よ。」

「ん━━━ん、気をつけなよ。」
夏紀も慌ててたのか
落ち着いた穂乃香を見てホッとする。

「そ━━━━━だょビックリしたぁ」
唯華も苦笑いしながら言う
「コッチが焦るって!!」

穂乃香の落ち着きの無い
そんなヘンな様子を美結が気づく!
美結の耳も隣りの席の会話に吸い付かれたように聞き耳をたてる。


「ホントなんですか?
係長ベロンベロンに酔って
愚痴ってたらしく、
子供迄取られた━━━って
暴れたんですって!


佳奈も幾多さんを
バツイチに取られて
たまるか!って息巻いてますよ。」


「へ?佳奈?なんでオレ?
先輩と結婚してるよね?

最近誰か分からない番号から
鬼電きてるんだよーやべぇ

アイツかぁー

ヒエ━━━━あんなん来たら
俺、本気出して逃げるし・・・」

「クスクス で‼
どうなんですか?
ホントなんですか?」



oOここでホントの事言えば
あの佳奈の奴、突撃しかねないなぁ
う~ん、う━━━━ん…??
会社に噂も広がって
穂乃香に迷惑かけかねない‼

仕方ない‼

「アハハハハまさかァ~無い無い‼
先輩の元嫁だよ
オレ手も出さないよꉂꉂアハハ
出したら終わりだからな‼」


「ん?終わりって何ですか?」
ミナミは白ワインをコクンと
飲みながら熱い目で篤志を見た。

「捕まっちゃうだろ!
✖イチ子持ちだし、俺には無理‼
いきなり父親とは呼ばれ
たくないよアハハハハ
せめて、お兄ちゃんダロ」



「そうか‼、ホッそうですよね
わざわざ、人の子を育てないです
よね、若いんだし、子供作れる
年齢だし」


「当たり前だろ‼
ꉂꉂアハハハハ」


「ァ,、'`( ꒪Д꒪),、'`'`,、」
穂乃香に手を出さない訳がわかった
穂乃香は顔には出さぬがカラカラの
(笑)Www.
穂乃香の様子に美結はチラチラ
幾多を見る。
お高い料理なのに味が分からない。


「じゃあ係長の勘違いですか?」

「勘違いもいいとこだよ!
俺は独身初婚の女性が好み
まあ条件としては
若い子がいい、」


「幾多さん、
私じゃダメですか?」


「え?ミナミが?
ジョーダンだろー(笑)」

「まあ、候補のひとりとして
考えてくださいね
ってか係長の元奥さんと会ったり
してるんですか?」


「あ💦ああ、たまに
子守りに呼ばれたりする!」

「ダメですよ
気持ちないなら断ったが
絶対いいですって
だから係長に勘違いされるんデス。」


「お、おう
こんどはちゃんと断るよ!」

「幾多課長頼まれたらNOと言えない
んですから私が断ってあげます
係長の手前断れないんでしょう
私に任せてくださいね。」


「おう、お、お、よろしく頼むよ。」

プルプル震える穂乃香の手を
美結が優しくにぎりながら微笑み
首を振る
穂乃香も硬くなった体の
力を抜いた。

唯華と夏紀はキャラキャラと
楽しそう

『そうだね、今日は唯華の
御祝いだった。』
美結の笑顔に穂乃香も頷いた。

ゴクッ
ミナミもかなりワインを飲んで
頬がピンク

穂乃香達も食事が終わり
近くのカフェで
スイーツを食べようって話
になった。

ふんわりしたロングヘアーの
穂乃香が立ち上がると同時に
隣の席のミナミと篤志も帰る
らしく立ち上がった。

少し酔ったのかミナミがフラ~
と傾いた、透かさず篤志がミナミ
を抱き寄せたが穂乃香の
背中にミナミが触れた!



「すみません、彼女ちょっと
酔って・・・しま・・・え?」

大人っぽい姿の穂乃香を篤志は
二度見した。
目の前にいる穂乃香は
ヘアーバンドをおでこに着けて
振り乱したポニーテールの髪じゃ
無く可愛らしい顔立ちの
穂乃香でも無く
シャッ、ジーンズ姿でも無く
大人の目を見張る美人だった
そんな穂乃果に見とれ佇む篤志に

「可愛らしい彼女さんですね。
大事にしてあげない💢と
私若い子じゃ無いから
うらやましいわ。
ギラッ」
ホホホ

穂乃香は怒りを押し込め
にこやかに笑いながら
篤志を見る。
夏紀と唯華も
「ホント、お似合い
若いっていいわねぇ」
とどっかのおばちゃんか‼
この2人は意外と鈍感なのか
穂乃香の様子に何も気付か無い。

美結は唯華と夏紀が歩き出した
のを確認すると

ドスの効いた声で
「穂乃香には近寄るな!
ゲス野郎👎」
そう一言あびせて、バックを手にした。

篤志は後輩ミナミを抱き抱え
動きが取れなかった。

ただプンスカ怒る美結と
静かに立ち去る穂乃香を見送る
事しか出来なかった。



「美結、ありがとう。
言えない事言ってくれて」


「うん。」
美結は穂乃香の背中を
撫でながらあるきだした。
暖かな美結の手は高校から
変わらない!

繊細な美結は人の心配を
直感で見抜く、昔から変わらない

陽仁のツマミ食いな浮気を見た時も
落ち込む穂乃香を暖かな手で
撫でてくれた。
昔から手当と言うくらいだから
手を体に当てる事は
色んな不安を取り除き
元気になった。

少なくとも、今の穂乃香には
美結の背中をさする暖かい手は
差し伸べられた神の手にも等しい。

そんな気がしていた。
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