アキを救えるなら私は何にでもなる
「アキ先生は、私を絶対殺らないよね?そりゃあ、アキ先生に殺られたら、少し嬉しい気持ちも含まれる。けれど、今回は違う。今は殺して欲しくない。だって、命令してる人が南風原先生だもん。これは、アキ先生に殺されるんじゃない。南風原先生に殺されるんだ!だから、私は、貴女を助ける。そして、南風原先生を社会で生きられないようにする。…何度でも。時間がかかっても…夢でも、現実世界でも。アキ先生を救えるのなら、私は何にでもなる。そう、何にでもなれるのだから。何があっても!」


そう、キミは誓った。明後日からの未来をアキと過ごすために。

社会的に、南風原先生を生きて行けなくするために。
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