The kiss of death!!〜イケメン悪魔5兄弟VS私!!〜





「それさ、私に断れらることも考えなかったの?私には別に何のメリットもないからギャレットと契約せずにミアのサイン付きチェキをもらわないって選択も当然あるんだよ?」


本当はギャレットとの契約は望んでいるが、あまりにも自己中心的なギャレットの言葉に思わず思ってもいないことをつい私は言ってしまう。


「それでもいいよ。断られたらそれまでの話だっただけ。また別の機会をうかがうよ。何度も言うけど俺はミアちゃんのサイン付きチェキは欲しいけど同志のオタク以外とは絶対契約したくないからね」


ギャレットは私にそう言われても案外平気そうにしていた。
私に断られる可能性もきちんと頭にあったみたいだ。

まあ、断らないが。


「なるよ、私。ギャレットに認められるオタクになる」

「ふ、頭の悪そうな人間にしては英断なんじゃない?」


決意を固めてギャレットを見つめる。
すると、ギャレットは私を小バカにした笑顔で私を見つめて…いや見下していた。


…あ、うぜぇ。






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