The kiss of death!!〜イケメン悪魔5兄弟VS私!!〜
「そっか…」
おい、バッカスよ。
それは事情を知らない人からしたら告白だと思うぞ。
いや?告白なのか?これは?
いやいや、ないない。
バッカスが告白なんてあり得ない。
バッカスが告白するなら相手はご飯だ。間違えるな。
バッカスの言葉に心の中の私が忙しくバッカスの気持ちを考察する。
バッカスは本当に本音がわかりづらいのでよく考えて接さなければならない。
勘違い女をたくさん生成するタイプだと思う。
「腹が壊れるまで一緒に食べ尽くそう」
「そうだね、やってやるよ!」
嬉しそうに私にそう言ったバッカスに私も笑顔でそう答えた。
その後、私の前に現れる数々の私が食べたいメニューたちに私は時間を忘れてバッカスと一緒に夢中になって食べた。
また楽しい時間を過ごしてしまった。