The kiss of death!!〜イケメン悪魔5兄弟VS私!!〜





陰湿な嫌がらせしかしてこない癖に一体どういう風の吹き回しなのだろう。

嫌がらせをすることに飽きた?とか?

訳こそわからなかったがご飯が美味しいのは確かなので私はありがたくご飯をいただいた。


「…っ!」


その時だった。


「っ!…ハァ、ハァ!」


いきなり息苦しくなったのは。


身体中が熱く、耐え難い鈍い痛みが私を襲う。
おまけにうまく息ができず、どんどん酸欠のような状態になる。


がシャン!


私はその場に座っていられなくなり、椅子から落ち、床に倒れた。


「…ハァ!ハァ!ハァ!」


これが狙いだったんだ。
すぐに私は朝食のことを疑った。

ヘンリーだ。ヘンリーがゲテモノ料理という嫌がらせが私にもう効いていないことを察してならばとこういった嫌がらせに変えたのだ。







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