旦那様は征服者~琉聖編~
いつも傍にいる
「んんっ…やぁ……」
「んんっ!口唇、離しちゃダメだよ!
ほら、キスして!」
「うん…
ンンン……」
琉聖の手が、スカートの裾を入り太ももを滑る。

「んんっ…!
んー」
今度は後頭部を押さえつけられ、口唇が離せない。

「ぷはっ!琉聖…苦し……」
「フフ…可愛い~
小梢、服脱がせて…」
「うん…」
ゆっくり琉聖の服に手を掛けて脱がした。

「小梢、俺を愛して?」

そのままベットに、琉聖を押し倒した小梢。
チュッ、チュッと小梢のキスが、琉聖の身体を這っていく。

「フフ…」
「え?私、下手かな…?」
「ううん。幸せだなぁって……!
それに、可愛い…
もっと愛して!小梢」
「うん…」
二人は溶けるように愛し合ったのだった。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「じゃあ…今日の食事の件、わかったら連絡するね」
次の日、仕事に出ていく小梢。
琉聖に一言伝え、出ていった。
「うん、待ってるね!連絡」

琉聖も会社に着いてすぐ、パソコンを操作する。
「さーて!俺の可愛い小梢は、まだ職場にいるかな~?今日は外勤だって言ってたしなぁ。
…………あ、いたぁ~!可愛い~!
━━━━━━!!!
あ…園田……」

その頃の小梢━━━━━━━
「今日、大丈夫そうです。みんなでお食事」
「そう、よかった!」
「それで、場所はどこで食べるんですか?」
「あー、居酒屋!会社裏の新しくできた。
この前行ってみたんだけど、旨くてさ!
そこの寿司が美味しいんだ!食べさせてあげたくて」
「そうなんですね。楽しみです!」

そう言って小梢は、琉聖にメールをしたのだった。
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