黒王子からの甘すぎる溺愛
わたしの首元に付いたネックレスがキラキラと輝いている。


「ずっと大事にする。なにがあっても絶対」


「ん、そーして。……ヒナ」


耳元で甘く囁かれ、そちらへ顔を向けると、優しく唇を奪われた。


甘い甘いキス。


柔らかくて温かい。


角度を変えて何度も唇が重なる。


聖那の大きな手がわたしの後頭部にまわる。


「んっ…せ、な」


もはや酸欠状態。
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