黒王子からの甘すぎる溺愛
ジっと画面を見つめる。


文の意味を理解したのか、チラッとわたしの方へ視線を向ける。


ごめんの意味を込めて、顔の前で手を合わせる。


すると聖那は「わかった」と口パクをして、そのまま教室を後にした。


なんだか少し名残惜しいけど、わたしも早く終わらせて帰らないと…!


チャチャっと荷物をまとめて図書室へ向かう。


ガラガラッ_


わぁ、誰もいない。


席選びたい放題じゃん!


1番奥の席に座った。
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