黒王子からの甘すぎる溺愛
なにも言い返せなかった。


社長の言う通りだったから。


今の俺だとヒナを守ることができない。


ただただヒナを危険な目に遭わせるだけ。


「俺には守れません」


でた結論はこれ。


ここれで守れるといえば、未来はかわったかもしれない。


けど、そんな保証はない。


だからこそ素直になるべきだった。


「そ。なら冬のライブが終わったらしばらくアメリカへ行きなさい」
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