黒王子からの甘すぎる溺愛
コクンと頷く。


わたしは聖那が好き。


この気持ちだけはずっと変わらないと思う。


幼いころからの恋だもん。


実ることないって思ってたけど、やっと実った。


「ごめん…なさい。奏くんとは友達でいたい」


これがわたしの切実な願い。


「うん、そっか。でもなんかあったらいつでも俺のとこおいで?大歓迎だから」


なんて、少し冗談混じりにいう奏くん。


ふふっやっぱり良い人。
< 323 / 371 >

この作品をシェア

pagetop