【完結】この愛だけは決して揺るがない〜永遠の愛誓います〜
「あっ……はぁっ」
わたしたちの動きに合わせて揺れるそのベッドは、わたしたちだけの空間を作り出していた。妖艶で色っぽく、そして怪しく揺れるそのシャンデリアの光は、わたしたちの体を天井から照らしていた。
「美乃梨、我慢しなくていいから」
すでに絶頂を迎えそうなわたしを受け入れてくれた凜人さんに、つい甘えてしまいそうになる。
「あんっ……凜人さんっ」
次の瞬間に体勢を変えた凜人さんに、また奥深く貫かれて思わず甘い声が漏れる。
「美乃梨、シーツ掴んでていいから」
「はいっ……あっ」
こうして一晩中、わたしは凜人さんの腕の中でたっぷりと愛されるように抱かれた。 それは初めて抱かれた時よりもずっとずっと、幸せだった。愛されていると、そう感じた。
「……凜人さん、好きです」
「ああ」
行為が終わった後、凜人さんの腕の中に抱かれながら、凜人さんは優しく頭を撫でてくれた。
「死ぬほど好きです」
「……まぁそれで死なれたら、困るけどな」
「ですね」
そう言って笑う凜人さんのその答えに、わたしは一言そう返事した。