やっぱり幼馴染がいいと彼氏に振られたら、彼のライバルと恋人の振りをする事になりました

 付き合ってみたらやっぱり智樹は忠犬みたいな存在だった。何でも言うことを聞いてくれて思い通り。
 でもそれだけだとちょっと物足りなくて……足りないところは他の男の子と遊んだりしてた。
 智樹は気にしないから大丈夫。軽い気持ちなら浮気のうちに入らないでしょ?

 私を自由にしてくれる智樹、大好き!



 けどそれも智樹が大学を卒業するまでだった。

 専門学校を卒業した私の方が就職が早かったけど、仕事は遊びの延長みたいなものだったから、私の生活は特に変わらなかった。
 面倒な仕事は誰かが代わりにやってくれるし、可愛くお礼を言えば大体の事は許してもらえた。

 智樹は悩んだ挙句私と同じ職場に来た。
 他の男ならアウトだけど、智樹ならセーフ。だって私のする事にうるさく言わないものね。
< 96 / 194 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop