私、お金持ちになっちゃいました!?
まずは現状を楽しまないとな。
そう思っていた俺は
次から次へと乗り物に
飛びつく千秋と一緒に
それなりに楽しんでいた。
「本当、ガキかよ…お前」
「はぁ!?刹那だって子供みたいにはしゃいでるじゃん!」
あぁ、もう…何でそういうこと
言っちゃうかな…
何故か、千秋には素直に
なれない自分がいて
でも、怒ったフリをする
千秋の顔が好きなのも事実
「あ!刹那、次あれ乗ろうよ!…………って莉桜!?」
突然、莉桜の名前を叫び出した
千秋にはぁ?と思いながら
俺のすぐ後にいる莉桜を見やる
そこには顔を真っ青にさせた
莉桜がいて…
倒れそうになった莉桜を
慌てて抱き抱える
「ごめん莉桜!体弱いのに連れ回し過ぎた…私、飲み物買ってくる!綺羅も!」
「あっ、おい!」
既に遠くまで走っていた千秋は
「刹那は莉桜お願いね!」
と叫んで颯爽と姿を消したーーーーー。