王子と姫の狂おしい愛~結婚生活編~
姫は人気者
「椿姫~こっちだよ!」
「小夜、美歌、奈保!」
今日は女子会で、椿姫は二階堂と共にレストランに来ていた。

「ごめんね!遅くなって……」
「ううん。王子でしょ?なかなか出してもらえなかったんだね?」
「フフ…さすが、小夜…!」
「二階堂さんも、大変ですね!」
「いえ…僕は大丈夫ですよ。
では、椿姫様。
また、お迎えにあがりますので、終わったら連絡下さい」
「えーー!二階堂さんも一緒にですよ?」
「え?でも……」
二階堂はさりげなく、椿姫を見た。

「二階堂、お言葉に甘えよう?」
「椿姫様がよければ……」
椿姫の隣に座る二階堂だった。

「やっぱ、綺麗ね~!お姫様!」
結婚式の時の写真をみんなで見ながら、盛り上がる一行。
「もう!お姫様って呼ばないでよ!」
「だって、お姫様よ!椿姫は」
「そうよ!
だって見てよ!ほんとに王女って感じだよ!」
「フフ…ありがとう!」
「二階堂さんも、そう思うでしょ?」
「え?あ、はい…////」
「琥珀くんも王子って感じだし!」
「カッコいいわよね~!」
「それにまだ23歳なのに、副社長よ!」
「そうね…琥珀は昔から、器用だったから…!
何でも上手くこなしちゃうのよ!」

「椿姫」
「ん?」
「幸せ?」
「え?」
「色々あったでしょ?」
「うん、そうね…」
「椿姫様?」
「椿姫って、世間知らずのお嬢様だってみんな誤解してるけど、凄く苦労してたから私達……椿姫に幸せになってほしいねって話してたんだよ!
おば様の束縛も酷かったし、今だって……」

「大丈夫よ。私は、幸せよ!
ほんとよ!琥珀といれて幸せ!
二階堂もいてくれるし、他にも支えてくれる人がいるから」
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