向日葵の笑顔<^!^>v
葵:『…上田サン…どうしたの?』               どうしても気になって私は杏菜に声をかけていた。                      杏菜は上目使いに私を見て、                 杏菜:『ひっ…ヒックッ…日向サン?』               私は頷いて、                        葵:『どうしたの???』                  私は再び同じ質問をした。                  杏菜:『彼氏に…ヒックッ…振られちゃった…ヒックッ』                       それだけ言うと…私に抱きついて泣き出した。                        私、彼女ってもっと強いコかと思ってた。           ほとんど話したことがなかったから知らなかったよっ。                    彼女が繊細なコだったなんて…                だからかな、                        今の彼女が、すごく可愛く思えて、              自然と彼女の背中を優しく撫でて、慰めていた。
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