恋歌-Renka-
※花音視点
ついにやって来ました!
文化祭!!!
「へ、変じゃないか?」
恐る恐る聞くと
「おー、ちょう美形男子じゃん。」
帝が感心したように
首を縦に振る。
そうこの度、私
帝 涼太と
お付き合いすることになりました。
のはいいんだが………
両想いだとわかった瞬間
スキンシップがより一層
激しくなった気がする。
今だってほら
私を後ろから抱き締めて
離そうとしない………
「帝、離せ。仕事が出来ん。」
「えー、嫌だ!」
「嫌だじゃない!離せっ」
「好きって言った癖に!」
「それとこれとは話が別だろう!?」
まったく本当に困った奴だ。
確かに好きとは言ったが
スキンシップを激しくしろ
なんて言った覚えはない。
我が儘な帝を無理矢理
引き剥がしてホールに出る。
しかし、自分達のクラスが
飾り付けでこんなに変わって
しまうなんて………
と感心していると
「きゃーっ///// 華乃斗かっこいい///」
どこからか声が聞こえた。
華乃斗(かのと)とは
執事喫茶を行うに
あたっての源氏名
因みに私に黄色い歓声を上げたのは
瑞穂(みずほ)くん
こと城山 美保。