恋歌-Renka-




「やるじゃん花音!」




帝がニッと笑って親指を立てる



「頑張ったね花音ちゃん!」




今度は美盛が抱きついてきた…



いや、うん離れようか?




「こら、蒼!」




私の心の声を悟ったのか
帝が勢いよく美盛を引き剥がす。




「冬院さんお疲れ様です」




西谷がそんな二人の
やり取りを見て笑っていて




「明日頑張ろうね!」



その後ろから来た坂梛さんに
応援の言葉を貰うーーーーーー。




「うんっ」



それが何だか嬉しくて
私は笑顔で返事をした。




いつの間にかクラスのみんなも
集まっていて周りが騒がしくなる。



いつもなら、うるさいと
不機嫌になるとこなんだが





「今日は………みんな…あ、ありがとう」




気恥ずかしくて少し
俯き加減に言うと




「おお、なんか花音が珍しく素直だ」



と、帝が驚いたような
声を漏らすから



「うるさいっ」



慌てて否定したーーーーー。



そこは素直に
どういたしまして
って言っとけよバカ!!!

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