空を舞う金魚
正直な気持ちだ。先に言っておかなければ、自分の打算に砂本さんを付き合わせてしまうことになると思った。それは、いけないことだと思う。少ししてから、砂本さんからの返事があった。
――『綾城さんが大人しそうに見えて、きちんと自分の意見を持ってる女の子だと分かって、むしろ安心だよ。つまり、少しは好きになる可能性があるかもしれないってことだろ?』
失礼な物言いだったかと思うのに、そう言う受け取り方をするんだ。……うん。こういう砂本さんは、安心できる。
――『綾城さんの予定に合わせるから、本当に一度一緒に出掛けよう。短い時間でも良いから』
最後に砂本さんはそう言ってきた。短い時間でも良いと言ってくれる当たり、気遣われていると思う。それを無碍にすることは出来なくて、「はい」という返事とお辞儀をするうさぎのスタンプを送った。笑う犬のスタンプが送られてきて、千秋と出掛けることで喜んでもらえるなんて、不思議な気分だった。
――『綾城さんが大人しそうに見えて、きちんと自分の意見を持ってる女の子だと分かって、むしろ安心だよ。つまり、少しは好きになる可能性があるかもしれないってことだろ?』
失礼な物言いだったかと思うのに、そう言う受け取り方をするんだ。……うん。こういう砂本さんは、安心できる。
――『綾城さんの予定に合わせるから、本当に一度一緒に出掛けよう。短い時間でも良いから』
最後に砂本さんはそう言ってきた。短い時間でも良いと言ってくれる当たり、気遣われていると思う。それを無碍にすることは出来なくて、「はい」という返事とお辞儀をするうさぎのスタンプを送った。笑う犬のスタンプが送られてきて、千秋と出掛けることで喜んでもらえるなんて、不思議な気分だった。