丸い課長と四角い私
よっぽどいい夢を見ているようだ。
突然の転勤命令に焦ったものの。
結果オーライ。
ただ、心残りなのはせっかくのプロポーズがなし崩しだったこと。
せめて、指環を渡すときは思いっきりいい感じにしたいと思う。

つないだナルの左手。
早くこの薬指に、指環を嵌めたくて仕方ない。




【終】
< 35 / 35 >
表紙・目次

ひとこと感想を投票しよう！

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数：75

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

愛のない政略結婚で離婚したはずですが、子供ができた途端溺愛モードで元旦那が迫ってくるんですがなんででしょう？
愛のない政略結婚で離婚したはずですが、子供ができた途端溺愛モードで元旦那が迫ってくるんですがなんででしょう？ 完
霧内杳／著

総文字数/92,529

恋愛(純愛)194ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「お腹の子も君も僕のものだ。 2度目の離婚はないと思え」 宣利と結婚したのは一年前。 彼の曾祖父が財閥家と姻戚関係になりたいと強引に押したからだった。 父親の経営する会社の建て直しを条件に、結婚を承知した。 かたや元財閥家とはいえ今は経営難で倒産寸前の会社の娘。 かたや世界有数の自動車企業の御曹司。 立場の違いは大きく、宣利は冷たくて結婚を後悔した。 けれどそのうち、厳しいものの誠実な人だと知り、惹かれていく。 しかし曾祖父が死ねば離婚だと言われていたので、感情を隠す。 結婚から一年後。 とうとう曾祖父が亡くなる。 当然、宣利から離婚を切り出された。 未練はあったが困らせるのは嫌で、承知する。 最後に抱きたいと言われ、最初で最後、宣利に身体を預ける。 離婚後、妊娠に気づいた。 それを宣利に知られ、復縁を求められるまではまあいい。 でも、離婚前が嘘みたいに、溺愛してくるのはなんでですか!? 羽島花琳　はじま　かりん 26歳 外食産業チェーン『エールダンジュ』グループご令嬢 自身は普通に会社員をしている 明るく朗らか あまり物事には執着しない 若干(?)天然 × 倉森宣利　くらもり　たかとし 32歳 世界有数の自動車企業『TAIGA』グループ御曹司 自身は核企業『TAIGA自動車』専務 冷酷で厳しそうに見られがちだが、誠実な人 心を開いた人間にはとことん甘い顔を見せる なんで私、子供ができた途端に復縁を迫られてるんですかね……？ ****** ベリが丘エントリー予定 今晩(2024/02/26)からガンガン書いて、書いた端から公開していきます！ 締め切りまでに完結できるのか!?
憧れの上司は実は猫かぶり!?～ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される～
憧れの上司は実は猫かぶり!?～ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される～
霧内杳／著

総文字数/190,715

恋愛(オフィスラブ)402ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
【毎週火曜日土曜日20時更新】 「とりあえず、口止め料」 形のいいあの唇が、私の唇に触れて離れる。 なんで私、彼とキスとかしているんだろう？ ストーカー被害から引っ越しを余儀なくされた七星。 転居先のマンションのお隣さんは、会社で憧れている上司・宇佐神だった!? 喜んだのも束の間、宇佐神はいつも違う女の子を連れ込んでいて幻滅する。 それを抗議したら、お前を彼女をすると詰め寄られ……。 井ノ上七星(26) 大手化粧品会社の広告宣伝部に勤める女子。 サバサバしていて面倒見がよく、大学時代のあだ名は〝姐御〟 今でも周りに頼られている。 その一方で恋もまだな、ウブな処女。 × 宇佐神龍志(28) 大手化粧品会社広告宣伝部、課長。 常に微笑みを絶やさず、優しくて頼りがいのある上司。 イケメンで女性からだけではなく男性からも憧れている。 その実態は態度のデカい俺様。 さらに女性をとっかえひっかえの遊び人？ けれど実際は……。 ストーカーに仕事のトラブル、さらに恋のライバル(?)と災難続きだけれど、どうなる七星!?
蜘蛛の糸に囚われた蝶は
蜘蛛の糸に囚われた蝶は
霧内杳／著

総文字数/6,846

恋愛(キケン・ダーク)1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ごく普通の会社員、夏初は会社の同僚に連れられ若き実業家たちが集うパーティに参加する。 経営してた町工場が倒産し、多額の借金を負ってしまった父を援助してくれる人を探すためだった。 しかしパーティにいたのは〝そういう目的〟の男女で、完全に場違いだった。 誘ってきた男を皮肉で断った夏初に声をかけてきたのは、弁護士の晴貴だった。 晴貴は夏初を面白がり、一緒に抜けないかと誘ってきて……。 ※1話だけ大賞応募作品です。 なのでとりあえず1話しかありません。 続きを書くつもりはありますが、いつになるかわかりません。 ご了承ください。
この作家の書籍化作品

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop