Star of Galaxy
 今日のテストは2科目だけなので午前中で終わり。テストは明日までなので部活も今日は休み。だから、終わったら真っすぐ家に帰る。店の前まで帰ると昨日と全く同じ光景が目に入って来る。
「お帰りチャーミー」
「ただいま」
「お帰り」
「お父さん、今日は?」
「7勝9敗」
「あ~あ。勝てないね~」
「まだまだこれからだ」
「まぁ頑張ってください。お昼は?」
「これが終わったらな。茶美、先に食ってていいぞ」
「は~い」
いつ終わるかわからないお父さんたちの将棋を待ってられない。お腹空いてるもの。店の中に入るとカウンターの中に母さんがいる。
「ただいま」
「お帰り。テストどうだった?」
「まぁまぁ」
「いつも、まぁまぁじゃない。たまにはバッチリ出来たって言えるぐらい勉強してみなさいよ」
「うるさいな~。そんな事より、お腹空いてるんですけど」
「うるさいなぁ?そんな事より?はっは~ん。そんな口の利き方していいのかしら」
「は?どういう事?」
「素敵な伝言預かってるんだけどなぁ」
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