俺のボディガードは陰陽師。〜第六幕・相の証明〜
彼氏の俺に相談してくるんだから、相当困ってるんだろう。俺の彼女がすみません。…なんて、物凄く後ろめたかったんだけど。
……だが、それは俺の取り越し苦労だった。
驚愕のご相談内容が待ち受けていたのである。
「……え?!なずなをファッションショーのモデルに?!」
「そう、そうなのよー!」
目をキラキラさせた五島さんは、ウンウンと頷いている。
「来月の学祭のファッションショーにさ?是非!私の作品のモデルをお願いしたのー!もう、前から目を付けていたんだよね?あのはっきりとした美人さんの顔立ちに日本人離れしたバランスのライン、このデザインにはもう、なずぽよしかいない!と、思ったわけね?」
日本人離れ…そりゃハーフだもの。本場もんだよ。
「なずなしか…ですか?」
「そうそう!」
そして、五島さんは意気揚々とスケッチブックのデザイン画を差し出した。
その内容に、またまた驚き息を飲んでしまった。
絵が上手。さすがデザイナー志望。
ではなく。
「これ…」
「あ、私。ウェディングドレスのデザイナー志望なんだよね?」