少女と過保護ーズ!![完]
そう思って、ハゲさんを見ると頭まで真っ赤だった。


まるで、タコのよ…ゲフン!ゴフン!!



「ありがとう」



二人の心遣いが嬉しくてお礼を言うと。



「「どういたしまして」」



嬉しそうに、そう返してくれた。



ちょっと恥ずかしくなってマフラーに顔を埋めれば、煙草の匂い。



慣れてないので、煙い。


"シャーウッド"は禁煙で八雲さん達もあたしの前では滅多に吸わないから。



「あっ!?煙いか!?」



ファブリーズ!!


なんて、紙袋を漁りだすゴブさん。



「大丈夫だよ」


「そうか?」


「うん!」


「よし!じゃあ、行くか」


「おーー!!」



二人は靴の裏で煙草を消し、携帯用灰皿にその吸い殻を入れると、商店街の方に足を向けて歩き出した。


そして借りた手袋をきちんと着けてから、あたしも歩き出す。



「ブカブカだな」



「チビぃもんなチビ姫」



「うるさいよ!心はめっさ大きいし!」



なんて他愛ない会話をしながら。
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