幼なじみにつきまとわれています


『ねぇ、たっくん……。ずっと乃々のそばにいて? パパみたいに……いなくならないで』


1週間ほど、ただただ泣くだけで。

一言も喋らなかった乃々ちゃんが、あるとき突然、口にした言葉。


『俺は、いなくならないよ。ずっと、乃々ちゃんのそばに……近くにいるから。
約束するよ』


このとき、乃々ちゃんの背中を撫でながら。


青い空を見上げ、子どもながらに再度誓った。


乃々ちゃんを。


おじさんが大好きだった……
乃々ちゃんの、愛くるしい笑顔を。


おじさんの代わりに、俺がそばで必ず守ると。


< 29 / 38 >

この作品をシェア

pagetop