【完結】復讐の恋〜あなたに復讐するために結婚します〜


「お姉さんは、屋上から飛び降りたようです」

「飛び降りた……?」

 飛び降りたって、何……?どういうこと?

「……飛び降りた場所には、遺書も置いてありました」

「遺書……?」

 遺書って、何? 遺書……?

「ウソです……。姉が自殺なんてする訳ないです! 何かの間違いです……!」

 姉が自殺なんてありえない。わたしは警察にずっとそう訴えていた。何度も何度も、そう訴えた。
 だけどその度に追い返されて、聞いてももらえなかった。

 姉が死んでからのわたしは、空っぽだった。まるで中身のなくなったぬいぐるみみたいに、空っぽだった。
 たった一人の家族である姉が死んで、わたしは人生に絶望した。

 姉がいなくなってからのわたしは、ずっと一人だった。姉が亡くなってからは、ずっと一人で生きてきた。
 警察が自殺だと判断して終わった姉の捜査に納得のいかなかったわたしは、自分で姉の事故のことを必死で調べた。

 姉は自殺なんかじゃない。きっと誰かに殺されたんだ。……自殺したように見せられたんだ。
 そしてそれから7年後、わたしはついに見つけたんだ。
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