今日も君に恋焦がれるⅡ
それは迷惑かけちゃったし…



傷も残るだろうし…



何も返事できずにいると優しく抱きしめられた。




「何も謝ることなんてないよ。胡桃が無事でよかった…俺、まじ焦った」




と言うわりには倒れた時、落ち着いてたよね?


なんて思ってしまう。




あー…でも、落ち着く。



葵くんの匂い、温もり、優しさ…




全てがわたしを満たしていく。


生きててよかった、て大袈裟だけど思ってしまった。
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