依存
そろそろれんと別れよう。

そう思った。


そんな時にれんがれんのパパと2人で

グアムに行った。


そのタイミングでキャバクラを辞めて

仲のいいキャストのりかのスカウトの

紹介でクラブで働くことになった。


クラブはママがいる飲み屋の方。

私がいつも行ってる音楽ガンガンの

ところじゃない。



初出勤がおわって紹介してくれた人の

バーにりかと2人で行った。

その日久しぶりに記憶が飛ぶ寸前まで

飲んだ。

めっちゃ楽しかった。

つぎの日も出勤してあがったら

2人でバーに行った。

りかが先に帰ったけど私はバーで

飲んでた。

それでその紹介してくれたはやてくんと

従業員のあっくんと一緒に朝まで飲んだ。

はやてくんはここのバーのオーナーらしい。


その日3人で朝ごはん食べてから

タクシーに乗って先にあっくん送った。

あっくんがおりたら

『ホテル行こう』

って言われたから

いいよ

って言ってホテルに直行した。


はやてくんは私に彼氏がいる事を知ってる。

ホテルについてすぐヤって

2人で寝た。

起きたらお昼をまわってた。

ホテル出てから一緒にお昼ご飯を

食べて帰った。



帰ってかられんから連絡きてた事を

思い出してケータイを見たらすごい

通知がきてた。


『なにしてんの?』

『なんで返事できへんの?大丈夫?』

『俺が浮気してると思ってんの?』

『ほんまに大丈夫?』

『返事ちよーだい』

れんのバパとホテルにいる写真まで

おくられてきてた。

りかにも連絡してたみたい。


それで私が

話したいことあるから電話して

って言ったらすぐかかってきた。

『どうしたん?』

別れよう、浮気した

『え、嘘やろ?』

ほんま、だから別れて

『嫌、グアムから帰ったら話そう』

って言われて電話切った。



え、別れてって言ったよな?

浮気したって言ったよな?

なんで別れてくれへんの。



れんが帰ってきた日会って話した

『なんで浮気したん?』

その人の事が好きやから
だから別れてほしい

『嫌、絶対別れへん
お前は俺のもんや』

って言って初めて無理矢理ヤられた。

首全体にキス魔までつけられた。

れんが怖かった。

ヤり終わってから

『お前は誰にもわたさん』

って言って首締められた。


初めて

逃げないと

って思った。
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