凄腕パイロットの極上愛で懐妊いたしました~臆病な彼女を溶かす溺愛初夜~
「賞味期限があるし早めに渡した方がいいよな。連絡先を聞いてもいい? 俺と新川さんの仕事上がりの時間が合うときに渡すよ」
ズボンのポケットからスマートフォンを取り出す。しかし新川さんはバッグから手を離し、「えっと」と言って目を泳がせた。
そういえば連絡先すら交換させてもらえないという噂があったな。
「別に悪用はしないよ」
「それはっ……もちろん、椎名さんを信用しているので大丈夫なんですけど」
「けど?」
続きを催促すると、新川さんは綺麗に整えられた眉をグッと寄せて険しい表情を作った。
なにをそんなに躊躇するのだろう。
新川さんは顎に手をやって考える人のポーズを取り、唸り声でも響いてきそうなほど苦悩している。
耳にかけたあった髪が横顔にぱらりと落ちた。いつもは綺麗にまとめてある鎖骨までの黒髪には艶があり、触れて指通りを確認したくなるほどサラサラしている。
ズボンのポケットからスマートフォンを取り出す。しかし新川さんはバッグから手を離し、「えっと」と言って目を泳がせた。
そういえば連絡先すら交換させてもらえないという噂があったな。
「別に悪用はしないよ」
「それはっ……もちろん、椎名さんを信用しているので大丈夫なんですけど」
「けど?」
続きを催促すると、新川さんは綺麗に整えられた眉をグッと寄せて険しい表情を作った。
なにをそんなに躊躇するのだろう。
新川さんは顎に手をやって考える人のポーズを取り、唸り声でも響いてきそうなほど苦悩している。
耳にかけたあった髪が横顔にぱらりと落ちた。いつもは綺麗にまとめてある鎖骨までの黒髪には艶があり、触れて指通りを確認したくなるほどサラサラしている。