図書室の彼の溺愛
「あのさ……ちょっと、楓と2人で話してもいい?」
うちの近くの公園の前で立ち止まった智輝は柊に~……私では、なく柊に許可をもらおうとした





「楓って、柊と付き合ってる?」

「えっ!?」
驚きながらも頷く

「そっか……でも……」

でも…?なんだろう…

「ゴメン、ずっと片思いしてた…高校変わってもっと気持ちが強くなっちゃった」
………聞き間違いかな……好きって聞こえた……

「聞き間違いじゃないからね」
心を読まれたのか声に出してのかは分からないが、聞き間違いじゃないらしい…

「う………ご、ごめん…もう少しはやければ、私はOKしてたと思う…でも……」

「そっか……そうだよな…分かってたんだ、でも、伝えないと始まらないなって…」


「うん………ありがと……」
なんとなく、柊に言われる言葉に想像がつく……なんて考えてたら、おでこに柔らかいものが当たった

ン?何があった?…、…
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