私は1人じゃない
朝起きると、目の前に高い鼻に長くて整ったまつ毛が見える。
「朱莉………えぇ!?!?」
は、は、はっ、勇斗さんがいる…………。
昨日私が勇斗さんの部屋に行った。
それで手繋いでハグして、それから記憶がない………。
ってことはそのまま私は勇斗さんの部屋で寝てしまった。
しかも同じベッドで。
ダブルベッドなのにシングルで寝てるのかなってくらいに勇斗さんとの距離が近い。
勇斗さんはまだスヤスヤ寝ている。
こんなに近くで勇斗さんの寝顔を見るのは初めて。
私が倒れた時とか勇斗さんは私の寝顔たくさん見て来たから私も勇斗さんの寝顔を堪能しちゃおう。
スースー寝息を立てて寝てる勇斗さん、可愛い。
前髪をさっさっと流すように触って、頬をちょんと触る。
「んーーー………」
「可愛い」
「勇斗さん、おはよ」
「勇斗さん、おはようーーー……うわっ!!」