努力の結果は奇跡ですっ！！

だってだって、このクラスは転校生と仲良くなった人をいじめるから…！！

「まぁ、どっちか決めなよ。私達の仲間か転校生の仲間か。」

不敵の笑みを浮かべるクラスメート。だが…誰かが

「私、広数先輩好きなんだよな。嫌われちゃうかも。」

「私は…友達の陽介先輩のことが好きなんだよな…」

私はそんな会話聞こえていなかったかのようにスルーすると

「ふざけないで！私は瑠奈と留依と一緒にいる。」

もちろん、こんなこと言ったからには無視される日々が続いた。

いじめは反抗しない私達に向かってどんどんエスカレートしていく一方で…

留依くんは

「チッ。この学校もか。」

舌打ちをしながら何かをつぶやいている様子。

私はいじめ生活から4日が建ち広数先輩との約束まで後3日になったとき思い切って留依くんの言葉の意味を聞いてみることに。

「ねぇ、留依くんが言ってる意味教えて。」