8月25日(前編)
そう言うと水樹くんはローファーに履き替え、昇降口を出て行く。
本当に帰る気?いいの?…
なんて思いながらも水樹くんの背中を追う。
「ね、せっかくだからどっか遊び行こっか?」
校門を出ると振り返ってそう言った。
「どこに行くの?」
「んー、暑いから屋外は無しだね。とりあえずどっか入ろっか」
と手を握られた。
何もかもが初めてすぎて戸惑う。
外で水樹くんと並んで歩くことも、学校をサボることも、朝陽以外の男の人とこうして…デートみたいなことをすることも。
「紗良ちゃん…何をそんなに紗良ちゃんを苦しめてるの?何があったの?」
「……」
それは……言えない…言いたくないし思い出すのもつらい。
本当に帰る気?いいの?…
なんて思いながらも水樹くんの背中を追う。
「ね、せっかくだからどっか遊び行こっか?」
校門を出ると振り返ってそう言った。
「どこに行くの?」
「んー、暑いから屋外は無しだね。とりあえずどっか入ろっか」
と手を握られた。
何もかもが初めてすぎて戸惑う。
外で水樹くんと並んで歩くことも、学校をサボることも、朝陽以外の男の人とこうして…デートみたいなことをすることも。
「紗良ちゃん…何をそんなに紗良ちゃんを苦しめてるの?何があったの?」
「……」
それは……言えない…言いたくないし思い出すのもつらい。