8月25日(前編)
帰る選択をしたのはわたしだ。

犠牲になったのは水樹くんのほうなのに…。


「ふふっ、いいのよ?なんならもっと連れ出してあげて?」

とお母さんからは予想外の言葉が。

「わざわざ送って来てくれたの?ありがとね。これからも紗良のことよろしくね?」

「あ、はい。よろしくするつもりです」

って水樹くん…それはおかしい。


だけど…本当にありがとう。

水樹くんのおかげでいい気分転換になった。


好きになった人…

初恋が水樹くんでよかった。

「じゃ、帰ります。紗良ちゃんまた明日ね」

「うん。ありがとう」

お礼を言うと踵を返して歩いて行った。
< 151 / 530 >

この作品をシェア

pagetop