被害者はいつも子供‥‥‥〔ありがとう、親父〕《実話》




親父:『今度の4月に小学校も転校になるし、みんなに言っとかなあかんで』




兄貴・嵐士:『‥‥‥‥‥‥』





とても複雑な気分だった。お母さんに久し振りに会える!!っていう喜びが半分、そしてお父さんとの生活が終わる悲しみが半分‥‥‥‥




親父:『って言っても、駅一つ離れるだけやからいつでも会えるからな』




嵐士:『ほんま?お父さんにもちゃんと会えるの‥‥?』




親父:『大丈夫やで、お父さんも頑張るしお前らもお母さんと仲良くすんねんで』








結局、俺たち子供の意見や気持ちがくみ取られるわけもなく、話はもう決まっていたのだ‥‥‥‥












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