あの夏、わたしはキミに恋をした。
「もうすぐだな」
「うん」
「最高の夏にしてみせるよ」
大輝の言葉は力強かった。
1年生からレギュラーで、でも自分が打てなかったせいで負けたと責めた。
2年生、足の怪我ででることさえできなかったときは、自分がもっと早くリハビリを頑張ってこなかったせいだと責めた。
そんな大輝はずっとずっと必死で頑張っていた。
甲子園という夢の舞台にたつこと。
ただみんなと一緒に夢をかなえるために大輝は頑張ってきた。
そんな夢をかなえるための試合が、はじまろうとしていた。