地味同盟~かぐや姫はイケメン達から逃れたい~
「美来、ごめんね。予定変更」
「え?」
心から申し訳なさそうな表情をして謝られる。
そのまま困り笑顔になった彼女の口から出た言葉に、あたしは数秒思考停止した。
「美来に《crime》を紹介するよ」
「………………へ?」
***
仕方なく、ホントーに仕方なく。
あたしは銀星さんのバイクの後ろに乗って風に吹かれていた。
銀星さんの腰を掴み、ヘルメットの中で不満顔をしながら前を向いている。
別にいいんだよ?
予定変更自体は。
ただそれが本物の暴走族って言われている《crime》の紹介とか……。
関わりたくないと思っていたものにことごとく関わり合いになってしまう状況に、ちょっとうんざりしてしまってるだけ。
しかも遥華が連さんのバイクに早々に乗ってしまったから、あたしが銀星さんの後ろに乗ることは決定してしまったし。
……まあ、ギュッと抱きつけとか言われなかっただけ良いけれど。
「腰をしっかり掴んで横から顔を出して前を見ろ。俺にしがみつくなよ?」
乗るときにそう指示されて、逆に驚いた。
抱きつけと言われると思ったから。
それを言ってみると……。
「まあ、抱きつかれたい気もするけどな。ふつーに危ねぇだろ?」
なんて言葉が返って来て更にビックリだ。
そういうところには常識があるらしい。
「え?」
心から申し訳なさそうな表情をして謝られる。
そのまま困り笑顔になった彼女の口から出た言葉に、あたしは数秒思考停止した。
「美来に《crime》を紹介するよ」
「………………へ?」
***
仕方なく、ホントーに仕方なく。
あたしは銀星さんのバイクの後ろに乗って風に吹かれていた。
銀星さんの腰を掴み、ヘルメットの中で不満顔をしながら前を向いている。
別にいいんだよ?
予定変更自体は。
ただそれが本物の暴走族って言われている《crime》の紹介とか……。
関わりたくないと思っていたものにことごとく関わり合いになってしまう状況に、ちょっとうんざりしてしまってるだけ。
しかも遥華が連さんのバイクに早々に乗ってしまったから、あたしが銀星さんの後ろに乗ることは決定してしまったし。
……まあ、ギュッと抱きつけとか言われなかっただけ良いけれど。
「腰をしっかり掴んで横から顔を出して前を見ろ。俺にしがみつくなよ?」
乗るときにそう指示されて、逆に驚いた。
抱きつけと言われると思ったから。
それを言ってみると……。
「まあ、抱きつかれたい気もするけどな。ふつーに危ねぇだろ?」
なんて言葉が返って来て更にビックリだ。
そういうところには常識があるらしい。