きみと真夜中をぬけて
11.いつか光になれたら



ひかり【光】 の解説



1 目に明るさを感じさせるもの。太陽・星・電球などの発光体から出る光線。主に可視光線をさすが、普通は赤外線から紫外線までの電磁波をいい、真空中での進行速度は1秒間に約30万キロメートル。「電灯の光」「光を発する」


2 心に希望や光明などを起こさせる物事。「前途に光を見いだす」「オリンピックの金メダルは国民に希望の光を与えた」


3 威力・勢力のある者の、盛んな徳や勢い。威光。「親の光は七光 (ななひかり) 」


4 目の輝き。「目の光が違う」


5 視力。「事故で両眼の光を失った」


6 「光物 (ひかりもの) 4」の略。


7 色・つやなどの輝くほどの美しさ。

「―もなく黒き掻練の」〈源・初音〉


8 容貌・容姿のまばゆいばかりの美しさ。

「昔の御かげ、さやかにうつしとどめたる御―を」〈有明の別・三〉


9 はえあること。見ばえのすること。

「かうやうの折にも、先づこの君を―にし給へれば」〈源・花宴〉


cf.デジタル大辞泉
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