誘惑の延長線上、君を囲う。
マンション付近に近づいた時に「どこかに寄るか?」と訪ねられたが、無気力な私はどこにも寄らずに真っ直ぐに帰宅をしたいと望んだ。帰宅した後、酔いを覚ましたいからと言ってシャワーを浴びる。シャワーのお湯が頭から全身に流れ落ち、涙も一緒に流れていった。
日下部君と一緒に過ごしていても、何度抱かれても、気持ちが手に入らないとただ虚しいだけ。秋葉さんの影を気にしている内は、日下部君と一緒に居るのは不合理なんだ。早い内に引越ししなくちゃ。
もう、とっくに限界は超えてるんだ。
いつまで待っても、好きだと言って貰えないなら、私から離れよう。せめて、今だけは恋人で居させて──
「日下部君もシャワー浴びる?」
髪も乾かして、ルームウェアにも着替えた私は何事も無かったかのように演じる。
「まだ、いいよ」
ソファーに座り、テレビを見ながらビールを飲んでいた日下部君の隣に座る。肩にコツンと頭を乗せる。
「ねぇ、日下部君……。私、今、すっごく、したい気分なんだよね」
「琴葉から誘うなんて、やっぱり、酔っ払いじゃん」
「……うん、まだ酔ってるよ」
日下部君と一緒に過ごしていても、何度抱かれても、気持ちが手に入らないとただ虚しいだけ。秋葉さんの影を気にしている内は、日下部君と一緒に居るのは不合理なんだ。早い内に引越ししなくちゃ。
もう、とっくに限界は超えてるんだ。
いつまで待っても、好きだと言って貰えないなら、私から離れよう。せめて、今だけは恋人で居させて──
「日下部君もシャワー浴びる?」
髪も乾かして、ルームウェアにも着替えた私は何事も無かったかのように演じる。
「まだ、いいよ」
ソファーに座り、テレビを見ながらビールを飲んでいた日下部君の隣に座る。肩にコツンと頭を乗せる。
「ねぇ、日下部君……。私、今、すっごく、したい気分なんだよね」
「琴葉から誘うなんて、やっぱり、酔っ払いじゃん」
「……うん、まだ酔ってるよ」