Your PrincessⅡ
その日は、セレーナのおじいさんに乗馬に誘われたので、
おじいさんとセレーナ、サクラの3人で乗馬をしていた。
どこまでも続く広い土地。
「全部、ゴディファー家の土地だ」と言われたときには、サクラはいいなあと思った。
乗馬の練習をしたりセレーナと遊ぶことで一日があっというまに潰れてしまった。
ちょっとした事件が起きたのは夕方だった。
セレーナのおじいさんはいなかった。
セレーナの様子がおかしかった。
身体が光ったかと思うと、セレーナの髪の毛が肩まで伸びた。
顔つきが変わっている。
泣きそうになっているセレーナを見て、サクラはもしやと思いながら。
自分が被っていたベースボールキャップをセレーナの頭にかぶせた。
「帰ろうか」
どういう状況かというのを、聞くのは失礼だと思った。
だが、サクラはなんとなく自分と同じだというのに気づいてしまった。
翌日、セレーナは真剣な顔をして自分の秘密を打ち明けてくれた。
改めて、本人の口から性別が変わることを聞かされたときは、驚いた。
だが、サクラにとっては、驚き以上に自分と同じだという嬉しがあった。
病院をたらいまわしにされた上に、医師にバケモノ呼ばわりされ、
家族は自分の存在を否定する。
ただ、一つサクラとセレーナが違うのはおじいさんの存在だった。
おじいさんはセレーナの味方だった。
サクラには誰も味方がいなかった。
おじいさんとセレーナ、サクラの3人で乗馬をしていた。
どこまでも続く広い土地。
「全部、ゴディファー家の土地だ」と言われたときには、サクラはいいなあと思った。
乗馬の練習をしたりセレーナと遊ぶことで一日があっというまに潰れてしまった。
ちょっとした事件が起きたのは夕方だった。
セレーナのおじいさんはいなかった。
セレーナの様子がおかしかった。
身体が光ったかと思うと、セレーナの髪の毛が肩まで伸びた。
顔つきが変わっている。
泣きそうになっているセレーナを見て、サクラはもしやと思いながら。
自分が被っていたベースボールキャップをセレーナの頭にかぶせた。
「帰ろうか」
どういう状況かというのを、聞くのは失礼だと思った。
だが、サクラはなんとなく自分と同じだというのに気づいてしまった。
翌日、セレーナは真剣な顔をして自分の秘密を打ち明けてくれた。
改めて、本人の口から性別が変わることを聞かされたときは、驚いた。
だが、サクラにとっては、驚き以上に自分と同じだという嬉しがあった。
病院をたらいまわしにされた上に、医師にバケモノ呼ばわりされ、
家族は自分の存在を否定する。
ただ、一つサクラとセレーナが違うのはおじいさんの存在だった。
おじいさんはセレーナの味方だった。
サクラには誰も味方がいなかった。