Your PrincessⅡ
週に何度か、街に魚を卸しに行くことがある。
その際、業者に渡すだけのときもあれば、渚の母は自身で魚を売りさばく時があった。
市場に小さなスペースを借りて魚を売るのだが、
渚も手伝わされた。
その時、奇妙な格好をしている集団に出くわした。
黒い制服を来た若い男性集団が通り過ぎたのを見計らって、渚は最初「どこの一族だ?」と母に尋ねた。
母は、渚の質問に大笑いした。
「あの人達はね、騎士団っていうのよ」
「きしだん? きしだんっていう一族なのか」
「一族じゃないわ。国を守るための人達ってこと」
渚は母の言う言葉の意味がわからなかった。
「あのエンブレムを見て。国家の騎士団よ。凄いわね」
母が何故、凄いと言うのかわからなかった。
母とのやりとりを思い出した時、
渚は駆け出して、オババの前に近寄ろうとした。
オババは剣を突きつけられていて、身動きしないで固まっていた。
「やめろ、オババに近寄るな」
渚が叫ぶと同時に、頭上から、ドスンッという鈍い音がした。
痛みが走ったと同時に渚の意識は遠くへと飛んでいった。
その際、業者に渡すだけのときもあれば、渚の母は自身で魚を売りさばく時があった。
市場に小さなスペースを借りて魚を売るのだが、
渚も手伝わされた。
その時、奇妙な格好をしている集団に出くわした。
黒い制服を来た若い男性集団が通り過ぎたのを見計らって、渚は最初「どこの一族だ?」と母に尋ねた。
母は、渚の質問に大笑いした。
「あの人達はね、騎士団っていうのよ」
「きしだん? きしだんっていう一族なのか」
「一族じゃないわ。国を守るための人達ってこと」
渚は母の言う言葉の意味がわからなかった。
「あのエンブレムを見て。国家の騎士団よ。凄いわね」
母が何故、凄いと言うのかわからなかった。
母とのやりとりを思い出した時、
渚は駆け出して、オババの前に近寄ろうとした。
オババは剣を突きつけられていて、身動きしないで固まっていた。
「やめろ、オババに近寄るな」
渚が叫ぶと同時に、頭上から、ドスンッという鈍い音がした。
痛みが走ったと同時に渚の意識は遠くへと飛んでいった。