傷だらけのLove Story-vol・1

荒れまくる毎日の中で、毎日の様に愛を恐れ、仲間にしようとする奴らが現れる…


「何がおかしい!」


今日の相手は、隣街の不良グループ


『おかしいね!
あんたら、あたしが怖いんだろう
だから、味方に付けようとしてんだよな
そんなに物事簡単にいかねーんだよ
勝負しようじゃないか
あたしが負けたら、あんたらに付いてやる
あたしに勝てる自信がないのか』


愛には怖いものなど、何もない…


愛にとって、俊の存在は余りにも大きく、大切だと思い知らされるのが辛かった…


俊はもう、この街にはいない…


一緒に闘うことも、喧嘩を止めてくれることも、もうない…


悲しかった…、悔しかった…、考えたくなかった…

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